ショウガ科の根茎で、英語名はターメリック。カレーなどの香辛料としても知られている。ウコンには切り口がやや薄い黄色の春ウコンと、切り口が紫がかった白色の紫ウコンと、切り口が鮮やかな黄色でカレー粉の原料にもなる秋ウコンの3種類ある。それぞれ薬効に違いがある。
ウコンの主成分である黄色色素クルクミンは、強い
抗酸化作用や解毒作用があり、コレステロールを減少し動脈効果を防いだり、胆汁の分泌を促進し肝機能を高めたり、さまざまな生活習慣病の予防に効果があるとされている。また、ウコンの精油成分には
殺菌作用があり、病原性大腸菌やピロリ菌に効果をみせる。
基礎研究分野では、クルクミンやテトラヒドロクルクミンが
抗酸化作用により悪玉コレステロールを抑制し、
動脈硬化予防が示され、人に投与した研究でも過酸化脂質減少やコレステロール低下の効果が認められている。また、肝機能の研究でもクルクミンの投与量に比例して肝障害が改善したとの報告がある。
まれに
アレルギー症状や過敏症が現れることがある。胆のうや肝臓に病気のある人は、医師との相談が必要。