北米南東部原産のヤシ科シュロ属の植物。英名ソーパルメット。果実から抽出されるエキスには、
前立腺肥大症に効果があるとされ、ドイツなどでは医薬品として用いられている。
男性は40歳を過ぎる頃から、男性ホルモンが過剰になり、前立腺が肥大する。前立腺は、男性の膀胱・尿道を囲む位置にあるので、肥大が生じると
頻尿や残尿感などの症状が出る。ノコギリヤシエキスに含まれる、脂溶性の有効成分が、この男性ホルモンの活発化を抑える働きをするため、
初期の前立腺肥大症の改善や予防に効果があるとされている。
アメリカでの臨床試験で、
前立腺肥大症の患者に1日320mgのノコギリヤシエキスを投与した結果、2ヶ月後から症状の改善が認められた。他にも、ノコギリヤシが
前立腺肥大症に効果があることは数多く報告されている。
成分上、
アレルギー症状や過敏症などが現れる場合がある。医薬品を服用している場合は、医師との相談が必要。